ラウンド前の練習

月曜日はお休みをいただき、今年の初ラウンドです。

年初からレッスンを受けて、しかも対処療法ではなく、チキンウィングとアーリーエクステンションを治すための本格的スイング改造中。

スコアは期待していませんが、どんなゴルフになるのか、楽しみですが、あまりにショットがひどいと面白くないので、昨日の土曜日は練習場にいきまいた。

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暖かくて絶好のゴルフ日和です。

予習をしようと、前回のレッスンの復習動画と現在のバイブルである、Aスイングの本をめくってみました。

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現在のバイブルです

バックスイングは随分と変わった分、いいショットと悪いショットの差がこれまで以上になってます。

どんなにショットが悪くてみしばらくはそのままにして、スキルアップを信じて、続けます。

今回の練習テーマは、

  • バックスイングをレッスン通りにあげること
  • 腕の力を抜くこと
  • 体をしっかりと回すこと

あれあれ?

ストレッチをしてまずはハーフショットから入ります。

隣の打席では、初心者の若者がクラブをぶん回しますが、ちゃんと当たりません。ソケットでもされたら、と思いつつ、自分のスイングに集中します。

ある程度、打ったところで、ビデオチェック。うーん、バックスイングは良い感じですが、やはり、腰の伸び上がりが治りません。

隣の若者のソケットが気になっている訳でもなく、

「まっ、そんな簡単に治らないな」と思いつつ、また、打ちます。

腕を先行させないで、腰からまわせ、といいきかせながら打っていると、トップで左肩が下がっていないことに気づきました。

そう、トップでは左肩がもっと下がらないといけないのです。

アドレスで、体は前に傾きますがこれをフォワードベントと言います。トップではフォワードベントから左にも傾かないといけないサイドベントに移行いけないと、以前にレッスンを受けたコーチもYouTubeで言っていました。

それを意識して、シャドウスイングや素振りで少し実感を持って、実際にボールを打って見ますが、上手く当たりません。また、ビデオに撮ると、今度は、切り返しでクラブがシャローになりません。腰のリードが足りたいのかな、と色々と考えてました。

何発か打ってみますが、なかなか良いショットはでないどころか、酷いあたりしか出ません。

これは間違っているのか・・・・・・休憩しながら考えて、スマホでネットで調べてみます。

なるほど右肘かぁ!

「あっ、右肘の意識がないな、そうか、右肘を絞り込んで体に未着させると同時に右腕を肘でリードさせるんだ」予習で読んだ本に書いてあったことを、思い出しました。そう、アンダースローで投げる感覚です。

バックスイングで徐々に左肩を下げる、そして、トップで右肘を絞り込む、やってみると、ボールはばらつくものの、先ほどとは違って、酷いショットは無くなりました。ヘッドも走る感じです。

スローモーションでその動きをしてみると、これまでと全く違うスイングの感覚です。

それに、レッスンでもあったこれまで使っていない筋肉を使っている感覚ー左の脇腹や右の臀部に張りがあり、翌日は筋肉痛になりました。

この動きが正しいのか、正しく筋肉を使っているのか、次回のレッスンで確認してみたいと思います。

まだ、動きがぎこちない感じは否めませんが、身についてくれば、と期待を寄せています。

そこにいくつくまで60球1時間を要しました。

アプローチ練習

明日に向けてアプローチを30球ほど行いました。

ショットの延長線上と言いつつ、まだ、ショットができてないので、同じ感覚で打つとろくなことはありません。

何に気を付ければ良いか?

最初にやったのは、肩を水平に回してみることですが、どうもフルショットと違いすぎると感じて中止

次にトライしたのは、ボールを極端に右におく、確かにダフる感じはないのですが、ボールが低く出過ぎてしまい、これは一つの引き出しにはできるもののアプローチの基本ではないと思い中止

次に、右肩とグリップとクラブヘッドとを結んだトライアングルを意識してやってみる、これが、なかなか良い感じで、明日のアプローチではこれを意識してみることさます。

最後の仕上げ

最後の仕上げは、気にするところを1箇所にして10球だけ打ちます。

本番であっちこっち意識してショットすると身体が動かなくなってしまいます。あるコーチは全く練習は忘れるべき、別のコーチは一箇所だけ注意せよ、といいます。私の場合、完全に修正すべき点を気にしないと逆に色々と考えてしまうので、一つだけ注意してスイングすることにします。

バックスイングは大事なポイントですが、始動でダメなら仕切り直せるので、肩の意識か、右肘の意識か、迷いましたが右肘だけを意識してみることにしました。

本番さながらに、バックスイング、左肩、腕の脱力、右肘を気にして二回の素振りが感覚を持たせて、本番で集中して右肘だけに意識を集中してみる。これを10球だけ打って、練習はおしまい。

100球、1時間30分、随分と練習の仕方も変わりました。これもブログ効果でしょうか。以前と比較して倍の時間です。

今日の練習の覚書

肩は縦に回し

トップで左肩を下げる

右肘を絞ってリードさせる

アプローチでは、右肩の、右グリップ、クラブヘッドの三角形を意識する

明日の本番に向けて

明日の本番に向けて、明日の茨城CC西コースのオリジナルヤーデージブックを作りました。明日は、茨城メンバーのSMさんと一緒です。

そして、エリートグリップの練習器具(1Speed)で昨日の復習、そこで、気づいたのがコックの作り方のコツです。レッスンではコックの完成が遅いとの指摘があったのですが、それが良い感じになりました。しかしボールを打っていないので、明日はこの意識は捨てて、次回のレッスンで確認します。

そして、明日は、いよいよ今年の初ラウンド、どんなにスコアが悪くても、やるべきことをやり倒す!という気持ちで望みます。100を叩いてもいいのだ!

どうどこに打つかを決めて、リーティンー振り方を色々と考えつつ2度の素振り、そして構える方向を決めるークラブを置きすスタンスを決めるー、あとは結果を気にせず右肘だけを注意して振り抜く、これだけに集中します。

でも楽しみながらやりたいと思います。

明日のラウンド結果はブログに書きます。

これまでのGolf人生の振り返り その3(40代は海外でのプレーを楽しむ)

今日は、久しぶりの投稿です。

毎日、書きたいのですがやはり時間がありません。あまり肩ひじをはると続かないので、気分を楽にして書きたいときに書くことにしました。

考えてみれば、ゴルフもそのくらいでいいのかなぁ。あまり、結果を求めて根詰めてやっても、プロではないですから。やりたいときにやる、という感じで続けられたら、いいかもしれません。

こうしてブログを書くようにしてから日が浅いものの、ゴルフについて考える時間が増えたことも事実です。文章にすることで「気づき」もあったりします。

今日は、40代のゴルフを振り返ります。

1月20日にゴルフ人生振り返り30代編を書きました。前半はスキルアップにそれなりに取り組んでいましたが、後半はゴルフという意味では流されていたと思います。

41歳ぐらいから仕事でゴルフができない環境になりました。ほぼ2年ぐらいクラブすら握らなかったと思います。きっと厄年の影響だったんですかね。満年齢ではありますが、前厄から後厄の間、ゴルフのキャリアがすっぽり抜けた感じです。

再開した43歳の最初のラウンドは、今も親しくしているSAさんと一緒にブリック&ウッドでのラウンドでした。アメリカンな印象で好きなコースです。コースはやや狭かった印象があります。最初のティーショットは滅茶苦茶で大きくスライスしましたが、ギリギリ100を切って安堵した記憶があります。

その後は、年に1度のハワイでの集中ラウンドと月1回のラウンド、そして、練習に行く程度のゴルフが約10年ぐらい続くことになります。この時期は、あまり、ゴルフについて書くこともなく、今日は振り返りというより、ハワイとゴルフの聖地のパームスプリングス(カリフォルニア)のゴルフ場で印象に残っているところを振り返ります。

ハワイは、結構、よく行きました。私は基本的にパックは使わずにレンタカーなので、コースも自分で取ります。最初は、カトウゴルフツアーを頼んでいましたが、次第に慣れて自分で直接予約したり、ホテルのコンシェルジェに頼んで提携コースを割引で取ることも良くあります。

いくつかよく覚えているコースの感想を書きたいと思います。

コオリナ ゴルフクラブ

日本人にはなじみのコースで、テントウムシが可愛くお土産にウェアを買ったりします。ただ、コースとては、今一つの印象です。真ん中に開発途上のエリアがあって、そこをぐるっと回っる感じでラウンドしますが、あまりメモリアルなホールがありません。リゾート気分は味わえますが、プレーフィーもそれなりするコース。一度はいいけどって感じです。

タートルベイリゾート アーノルド・パーマー・コース

タートルベイリゾートは、ノーショアにあるコースで、2つのコースがありますが、アーノルドパーマコースは相当に本格的な印象。女子ツアーの会場にもなっていることもあり、距離も長く、やりがいがあります。2回行きましたが、風が強いとスコアになりません。スコアが出るコースではなく、また、行きたいと感じるコースです。ノースショアは、時期によってはウミガメの産卵が見れたり、ワイキキとは全く違う雰囲気を楽しめるもの魅力です。プレーフィーはそれなり、ホノルルからは、1時間半はかかると思います。

カポレイ・ゴルフクラブ

オワフの名門、ワイアラエでプレーしたことはない私にとって、オワフで最高のコースだと思います。1度しかプレーしたことがありませんが、印象深いコースでした。それは、プレー日が、シニアツアーの翌日だったこともあるかと思います。グリーンは固く、そして早いのにとどろきました。ラフもそこそも長く、タフな設定でした。
おなじみのワイケレのアウトレットからもほど近いので、ホノルルからも近く、しかもそれほど高い料金ではなかったと思います。

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PGAツアーチャンピオンズ翌日のカポレイでプレー

カポレイの近くは、エバビーチコーラルクリークロイヤルクニアなどでプレーしました。それなりハワイの雰囲気をそれほどプレーフィーも高くなく楽しめます。しかしハワイは日本人には高い設定なんですよね。ハワイの現地の方だと50ドル前後せ回れるそうですが、その倍以上は覚悟しなくてはなりません。

その他、オワフには、ハワイカイ、プリンス、などいろいろなコースがありますが、何と言っても、いつかはSONYオープンの会場であるワイアラエでプレーしたいと思います。

オアフのゴルフショップ

オアフ島に行ったときに、私がいつも必ず立ち寄るのはアラモアナの裏にあるPro-Am Golf Shopです。たまに掘り出しものもあります。ワイキキ周辺やアラモアナの中にあるショップよりお安く、色々なものを売っています。ボールもここで買うとPro-V1は為替によっては日本より安いことも多く、必ず立ち寄る様にしています。キャメロンとか日本であまり値引きしないものは、こちらの方が安いと思います。

ワイ島のゴルフ場

いつもヒルトンに宿泊するので、ハワイ島では、ワイコロアでのプレーが中心となります。ワイコロアは、キングスコースとビーチコースの36ホール、難しいコースで、距離もしっかりとあります。特にビーチコースは景色も良く、ハワイ島らしいもので、それなりに満足できます。ヒルトンに宿泊していると90ドルでラウンドできるのが更なる魅力。しかし、コースとして楽しいのは、マウナラニのサウスコース、そして、フォーシーズンズと一緒にあるフアラライでした。この二つのリゾートは、ホテルも最高です。

火山島であるハワイ島のコースに共通しているのは、溶岩の中でつられているので、曲げると溶岩に直行、溶岩越えのショットも何度かあります。従って、オアフと比較すると初心者には難しくなります。ただ、プレー人数が少ないのか、芝の状態は、どのゴルフ場に行っても最高。そして、なにより真っ青な海に面して景色も最高です。

特にメモリアルなのは、マウナラニサウスコースの15番池越えのショートホール。そこは今までプレーしたコースの中で最高の景色だといまでも思います。是非、ハワイ島に行く機会があればプレーしたいコースです。フルバックからですと、200ヤードぐらいになります。確か当時3番アイアンで打ちましたが、ややスライスしてグリーンサイドまで運ぶことができ、PARで上がりました。最初のときバックから170ぐらいだったと思います。普通は、景色を楽しむより海越えのプレッシャーを感じるところですが、ここはそれをも超越する美しさで、逆にプレッシャーに感じなかったかもしれません。本当に言葉にできないくらい綺麗ばホールです。

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マウララニサウスコース15番 絶景です。海がボールでいっぱいになりそう。

パームスプリングス

ハワイが定番ではありましたが、2009年はハワイではなくロサンゼルスから約100マイル東に向かったところにある避寒地のパームスプリングスに行きました。避寒地というくらいですから、1月や2月にPGAツアーを行われると半袖の選手がいるくらい暖かいところです。先週、PGAのアメックスが開催されたラ・キンタはこのパームスプリングスです。

ロスのダウンタウンから高速でひたすら東に向かいます。車好きですので、レンタカーで移動します。途中にいくつもの風力発電の風車を見て約2時間半で、パームスプリングスに到着します。私が行ったのは8月上旬でした。完全に時期を誤りました。行った時期、朝は20度ぐらいですが、昼は45度ぐらいまで上がります。湿気がないとは言え、45度は流石に暑いです。ゴルフのスタート時間は5時の夜明けから精々7時半ぐらい。スルーで回り12時前にはホールアウトしないと、干からびてしまします。行くなら12月~4月です(笑)

昼間は、ほとんど人が外に出ていませんが、夜になるとレストランは満席。ここは、アメリカンドリームを実現させてキャッシュフリーでリタイヤした方々が、早朝ゴルフ、昼間はお昼寝、夜はレストランで舌鼓、を楽しんでいるそんな町なんです。ですのでダウンタウンには、ブランドショップが立ち並んでします。

PGA-WESTスタジアムコース

ゴルフ銀座というくらい、ゴルフ場はたくさんあります。パームスプリングスでは、5ラウンドをしましたが、その中で、アメックスが開催されるPGA-WESTスタジアムコースが最高で、運よくプレーすることができました。16番の5メートルもある土手を打ち上げるバンカー、そして、17番の浮島のグリーン、とても難しいコースですが、さすが、毎年PGAをやるコースで、非常にメモリアルです。意図したわけではありませんが、16番のバンカーにも17番の池、どちらにも入れました。16番はバンカーは58度のサンドウェッジを開いて、フルスイングをして一発で出せたことが一番印象に残っています。

そのころはドライバーが250ヤードぐらいは飛んでいて、良い当たりをすると270ぐらいいくときもありました。若かったんですね。一緒にラウンドした190cmぐらいあるアメリカ人が、「身体が小さいのに、よく飛ばすね。何クラブを使っているの?見せて欲しい」と言われて、見せたことがあります。内心、「クラブじゃないの、スキルなの!」思いましたが、彼が使っているシャフトは明らかに柔らかくドライバーで吹き上がっていたので、「このクラブでトライしていいよ」って言って使ってもらったら、目が覚める様なナイスショット。欲しそうにしていたので、もっと硬いシャフトにしたらよいとアドバイスを片言英語でしたら、すごく感謝されたことも印象的でした。

ということで、今日はスキルとかというより、ハワイやパームスプリングスの思い出を中心にまとめました。海外でのプレーもモチベーションにしながらゴルフを質を向上させていこうと思います。

また、ご報告しますが、一昨年はスコットランドに行ってきましたが、コロナ禍の今、海外でプレーするのは夢の夢です。早くコロナが収まって、また、海外でプレーしたいですね。

 

 

 

 

ゴルフの魅力とゴルフとの向き合い方!

ゴルフの魅力って何だろう、なんで多くの人が取りつかれた様にゴルフにはまり込むのか、そして何より自分が嵌まり込んでいるいるのか、そんなことを考えました。

そして、この先、どの様にゴルフに向き合うべきなのかを整理してみました。

出来るはずなのに出来ない、という魅力

スコアを上げたいと思ってラウンドして、上手くいかないと、ストレスが溜まります。

「こんなはずではないのに⤵️」

でも、また、ゴルフ場に行ってしまう。高いお金を出して。

たまに出るナイスショットが自分の実力と思う。でも毎回、ナイスショットできるわけではなく、ミスショットすると、

「こんなはずではないのに⤵️」

ナイスショットを打てる確率こそが実力なのですが、多くの人は、ナイスショットを自分の実力と勘違いしています。私もそうでした。高いお金を払って、ストレスを溜めて、こんなはずではないと呟きつつストレスを溜めてラウンドをする。特にスコアアップを目指しているとストレスが溜まるものです。

もちろん、同伴者との楽しい時間を過ごす喜び、綺麗なコースでプレーする喜びもあります。そして、ナイスショットした時の感覚というのは、何年経っても残っています。以前に書いたホールインワンの1打も未だに手のひらの感触がありますし、自分でも驚く様な振り抜きで打てたショットで手の感覚が残っているものもいくつかあります。バーティやイーグルが決まった瞬間、ベストスコアを更新した瞬間、ゴルフに取り憑かれます。

そんなプラス以上に、失敗することがあってストレスが溜まりますが、懲りずにまたラウンドにいきます。

私の場合も、喜ぶ瞬間より、ストレスフルな瞬間の方が、遙かに多く時間も長いのに、ゴルフにまた足が向いてしまう、どうしてそうなるのか、いったい、何が魅力なのでしょうか。

これって、結局、出来るはずなに、ということなんでしょうか、なんとも不思議なスポーツです。

ゴルフ=仕事=人生 だからこそプレーに出る性格や人格

特にビキナーの頃は、ナイスショットした後、ミスショットをします。良いティーショットしたからといって良いセカンドショットが打てるわけではないことに気づくのに多くの時間がかかりました。パーを取った後のトリプルなんていうことも良くなってある話です。

ゴルフは、結果を求めると結果は出ません。パターを決めるのではなく、イメージした良いストロークをする。グリーンの載せるのではなく、イメージした球筋を打つことに集中する。飛距離を求めず軸をブラさないで結果を恐れずに振り切る、こんなイメージを持つようにしています。でも、そこに結果を気にして恐れたり、ふと別のことを考えたりして心が乱れると結果が出ません。

なんか人生やビジネスと似ています。

少ない確率にアグレッシブにチャレンジする人、手堅くいく人。様々です。初対面の方でも一緒にラウンドするとどんな性格かおよそ見当がついたりします。おそらく、こういったゴルフの側面と人生やビジネスの側面が類似しているので、ゴルフでその人の縮図を見ることができて、性格の一端が伺えるのではないでしょうか。

そんな人生の縮図に、ゴルフの魅力を感じているかもしれません。

自分の失敗傾向

自分のスコアを分析してみると、大たたきをするターニングポイントは、以下のとおりです。

  1. パーオン3パット
  2. フェアウェイど真ん中からのダボ(以上)
  3. 少ない確率にかけて無理して失敗する

パーオン3パットは、乗った瞬間に、パーを取った気になっている、フェアウェイど真ん中からのダボは、セカンドでグリーンに乗った気になっている、少ない確率にかけて無理をして失敗したときにそれを取り返そうと更なる無理をする。

いずれも、ショットに集中しておらず、スコアのことや他のことを考えているに過ぎず、戦略を立ててどこにどう打つとか、3パットしない戦略とかとは無縁のものでした。

結果を求めて、目の前のショットに集中していない結果だと思います。

どうしたら集中できるか

上手くいかないプレーの中で、良いプレーが出る瞬間って、自然と集中している時だと思います。ビギナーのことに、ナイスショットが続かない、パーが続かないというのは、この集中ができていないからだと思います。

多くの方に経験があると思いますが、なんらかのタイミングでショットやパットに集中できる瞬間があります。目の前にあるやるべきことに集中できた時にナイスショットや良いパットが生まれますが、どうしたら、その状況になるのかが未だに分かりません。

ただ、目の前のことに集中する、たとえば、打つ距離、方向、球すじを決めて、そのショットを打つことに集中するということではないかと思いますが、その状態に持っていくものは難しいものです。

ボールを右に行かせない時に左を向きます。左に行かせたくない時に右を向きます。高く打ち上げる時にアドレスの視線は下に向け、打ち下ろす時にはアドレスの視線は上にします。例えば、右に池があるとき、左を向くと余計にスライスして池に行ってしまう。先に書いた現象です。ゴルフって往々にしてしたいことと逆を強いられます。池が右にあったら、真っ直ぐに絶対に右にいかないスイングをすることが必要となるんです。こういったことも、結果ではなくその原因作りをしっかりやると言うことの1つの表れではないかなと思います。あのバンカーやあの池に入れたくないと思うとボールは吸い込まれる様に入っていくことが多いのですが、そんなことを一切考えずに目の前のボールを決めた方向、距離、球筋をイメージしてそのことを高い集中して振り抜く、集中力、これが必要なんだろうと思います。

結果を気にしない、スコアを気にしない、そこを捨てるというができるかどうかだと思います。結果を求めると結果は出ない、原因づくりをやる、これもビジネスや人生でも同じと思うのです。

上手く行かないことを受け入れて楽しさを求める

結局、上手くいかないことを前提にゴルフを楽しむ、上手くなる努力をして、そのプロセスを楽しむ、結果は気にせず原因づくりに没頭する。それは人間力を高めることと通じていると思うのです。そう、ゴルフは人間力をも高めるスポーツかもしれません。

でも勘違いしてはいけないのは、ゴルフが上手い=人間力が高い、ではないということですが。

ゴルフを始めて30年たって、やっと、この心境になりました。こんな心境になる上で通った道のりとしてゴルフ自分史(50代後半)編で七転八倒しながら上達を目指し全く上達できなかった振り返りをいずれしてきたいと思います。

あ~、もっと早く気づいていれば、こんな遠回りはしなくて済んだかもしれません。でも過去を悔いても始まりません。これからは、ゴルフを楽しんでいこうと思います。ブログも書きながら楽しみます。

結果は後からついてくることを信じて。

 

 

 

 

レッスンを受けました!

本日は、午前中にレッスンを受講してきました。

先週、レッドベターゴルフアカデミーで体験をして、そこで明確になった課題を解決すべくメンバーとなって今日から実質スタートです。

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お世話になっているレッドベターゴルフアカデミー

現状の課題

1月18日のブログに詳しく書いていますが、インパクトで腰が起き上がるアーリーエクステンションとフォローで左ひじが引けるチキンウイングの改善が課題です。

インパクトで身体の回転が止まり、起き上がることでフェイスをスクエアにしないといけない状態になっています。そうすると、左腕の行き場所がなくなり肘を引かないといけない。そんなスイングですから、飛距離も出ないし、方向性も定まらない、シャフトリーン(ハンドファースト)でインパクトできないのでトップやダフリが出やすい、と様々な弊害を産んでいます。それをこの冬で改善しようと考えています。

原因の分析

原因として以下のことをインストラクターから教えていただきました。

身体の回転が止まるのは、クラブが外から降りてきているため、

クラブが外から降りてきているのは、トップから切り返すタイミングでクラブがシャロ―(後ろから見てクラブが寝ておらず立っている)にならないため、

切り返しでシャロ―にならないのは、腰(下半身)から指導していないため、

下半身から指導できないのは、バックスイングのポジション(特に腰)が悪いから、

それはバックスイングの上げ方に問題にあるから、

と、どんどん原因を、プロのスイングと比較しながら分析をしていきます。

自分でも、練習場でスイングを撮影するのですが、インパクトで腰が開いきたいけど、どうしたら開けるのかと思い悩んでいました。「バックスイングからの修正が必要だったのか、」そこまで考えたことはなかった。

課題設定その1

ということで、バックスイングの改善からです。

このバックスイングの改善は、体験のときに体幹のひねり方を教わり、時間があると部屋でも練習をしていましたので、回し方や足のポジションが随分と改善していました。しかし腕が浮いてしまっており、ここは大きく修正。
「えっ、こんなポジション(後ろの方に)上げるんだ」というぐらい違和感のあるものです。でもビデオで見ると、結構、いい感じ、恰好良くなっているではないですか。
次の指摘は、クラブが立つタイミングが遅いと、左腕が地面と並行になったときに、コックは完了しており、そこからは手では上げず体幹をひねり上げることでトップまでもっていくと、これは私にはとても難しいもので、なかなかうまく行きません。宿題となります。

課題1の改善結果

実際にボールを打ってみる。3発打ちましたが、すると今までほど力をいれずに軽く振りぬくと、良いボール!すごい!でも次はダフッてしまい、3球目は大きくフックしてしまいます。

バックスイングから切り返し、ダウンスイングまでは随分と改善されました。1球目は、たまたま綺麗にヘッドが入りましたが、2球目、3球目は、身体の回転が止まり伸びあがるアーリーエクステンションはそのままなので、クラブがインサイドから入るのでクラブヘッドがより下がったり、身体が止まってヘッドが返ってしまうとのこと。

「もっと、身体を綺麗に回せれば、もっと飛んで安定しますよ。もっと腰を回してください」とインストラクター。

そこで、若いころによくやった「腰を切る感覚」で振りぬくと、何発かよいボールが出ました。ボールはやや右に飛び出して戻るドローボールが出ます。力を入れていないのに飛距離も出ています。

「うれしい!よし!よし!」と思いビデオを見ると、確かに今までと比較すると、改善はしているが、腰の回り方は、まだまだ、インパクトでもあまり腰が開ておらず、以前よりは少ないとはいいつつも伸びあがりも認められる。

「もっと、もっと、身体を回しましょう。次は、そのための練習に入りましょう」

課題設定その2

手を使わず、身体を回す!

バックスイング、トップ、ダウンの改善によって、条件が揃いましたが、肝心のインパクトからフォローで身体(私の場合、特に腰)をグイと回し、上半身(特に手)に仕事をさせないようにすることが、今日の二つ目の改善すべき課題となりました。

課題2を克服する3つの練習

いずれも7番でティーアップして行います。

① インパクトの形をつくり(腰が開いている状態)、そのときの腰と肩の角度差をそのままにバックスイングを小さくとりボールを打つ

② 普通にスタンスして、アプローチの様にハーフショットをするが、そのときに上半身と腕を使わない、そしてなりゆきに任せて腕を自然とリリースさせる。

③ ②に加えて、両脇にタオルを挟み落とさない様にする

最後の方で少しイメージが判ったような気がします。そこで時間となりました。

まとめ

こちらのスクールでは、最後にビデオを見ながら、レッスンを振り返り、インストラクターが解説をします。それが画面とともに録画されて、ネットでいつでも再確認できる嬉しいシステムがあります。

ということで終わりました。今日の復習を、家でできることは家でも実践し、ボールを打つのは近くの練習場でやろうと思います。特にタオルの練習は効果的でした。そして復習ビデオをしっかりと見ようと思います。

なんとしても2大悪癖(アーリーエクステンション、チキンウィング)は、3月末までに追い出すぞ!

今日のインストラクターの金言

クラブは自然にリリースされる、無理にリリースしない

スイング中は、上半身、特に手には仕事をさせない

カップに近づくほど、手を使う感覚を捨てて体幹を使うことを意識せよ

改善してもすぐに結果に結びつかないことがある、スイングを直して結果が悪くなったら他の原因を求めよ

 

 

 

これまでのGolf人生の振り返り その2(30代のゴルフ)

今日は、テーラーメイドとキャロウェイの新製品発表会がありましたね。テーラーメイドの発表はYouTubeでLive見ることができました。今、アーカイブでキャロウェイの発表会を見ながら、このブログを書いています。

発表されたSIMもEPICもとても魅力的です。それにしてもドライバーは、この2社に加えてPINGの3社が一歩抜けた感じを受けています。今年のモデルも様々な技術がこれでもかと盛り込まれていて、この先どんな技術が出るのか、開発サイドは大変だと思います。

週末はゴルフにのめり込む30代前半

ここからが本題です。本日は30代にどんなゴルフだったかを振り返ります。

初めて100を切ってから、更に真剣にゴルフに取り組むようになりました。この頃の住まいはマンションの1階で専用庭つきです。週末に時間があれば、庭でアプローチの練習をしていました。その練習法は、ボールが入っている小さな籠を入れるという単純なものです。それでアプローチを覚えていきました。そして、ゴルフのラウンドがない土曜日は5時半に起きて近くにある早朝2時間打ち放題に行きます、雨のときには翌日曜日には行くようにして週1回は打ち込むようにしていました。そこの練習場は芝生からも打てる打席があるので、最高の練習環境です。芝から打てる打席を確保するために早起きしていました。とにかく打つ、打つ、打つ、疲れるとアプローチ、そしてまた打つ、打つ、打つ、若いこともあって2時間もの間、休むことなくもくもくと終了時間までとにかく打ちます。2時間で500発ぐらい打ちました。「早起きは三文の得」と昔の人はよく言ったもので、料金は2000円、1発4円、今にして思うと夢のような話です。そのころは「ダンプ1杯のボールを打って一人前」とという根性論もあり、それを信じて良く打ちました。

レッスンプロにつく金銭的な余裕はありません。今にして思えば、そのころにしっかりと基礎を身に着けるべきでした。

それでも30代前半は90を打つと調子が悪いと感じるくらいになりましたが、どうしても70台はおろかハーフ30台すらでませんでした。そのころは、アプローチとパターに自信があったので大崩れすることもなく、。

そのころ、鳩山カントリーにマルマンオープンを、プレステージマッチプレーをそれぞれ見る機会に恵まれました。マルマンオープンでは、川岸良兼プロが当時はパーシモンを使っていて、低い弾道から吹き上がるボールや、ジャンボ尾崎プロの飛距離に驚いたものです。マッチプレーは、ファンだった中島常幸プロについて回り、淡々とプレーする姿と、そのオーラに圧倒されたことをよく覚えています。

33歳で一戸建てに引っ越しました。そこでも庭で練習できるように芝を敷きます。ただ夢の打ち放題の練習場は遠くなってしまいました。そして、近くの練習場に通うようになり、その練習場ではじめてレッスンプロに習いました。10回コースです。そこでスイングを直されて、それを基礎にしました。

ハーフパープレーと夢となった70台

そして、そのレッスン効果がでます。
34歳でハーフパープレーが出ました。栃木県のロイヤルメドウゴルフ倶楽部です。出だしの1番、フェアウェイど真ん中から9番のショットは左にふけてグリーンサイドの土手、そこから3メートルに寄せてパー。その後、ワンバーディ、ワンボギー、イーブンで迎えた池越えの8番ホール、池に入れたら万事休すと思い緊張しながら7番で放ったショットはハーフトップ、どうにか池を超えたものグリーンに届かず寄席ワン叶わずボギー。ダブルボギーでも30台、と思った9番のティーショットはスライスして、ラフへ、そこから9番アイアンで放ったショットはグリーンヘッジにいきます。そこからの寄せは、非常に難しいフックラインでした。AW(そのころはPSとかAWとかと言っていました。要は、サンドとピッチングの間のクラブ)で寄せて1オーバーで、と思い集中してアプローチをしたらそれがチップイン、実力より幸運なパープレーでした。

そうなると目指せ夢の70台です。ビールも飲まず、10番のティーショットが異様なほど緊張していたことをよく覚えています。いきなり右に曲げて隣のホール、1ペナでダボスタート、暗雲が立ち込めます。その後はパーとボギーを交互に出すいつものゴルフで9番を迎えたとき8オーバー、バーディなら夢の79。こんなチャンスはなかなかない、渾身のティーショットはナイスショット、残り110ヤードで確か10ヤードぐらいの打ち上げだったと思います。PWでギリギリ届くけど力むといいことないと思い9番で打ったショットはナイスショット、ピン奥3メートルにつきます。下りのスライスライン、キャディさんの読みではボール1つでした。その一点だけを目掛けて打ちましたが、一筋外れて万事休す、返しのパーパットを沈めて44、80ジャストでフィニッシュ。ハーフ30台は幾度となく出しますが、ラウンドスコアとなるとこの80に並ぶことは3回ほどありましたが、いまだに70台をだせずにいます。いいところまで行って意識をしすぎて大たたきをしてまいます。このときにすんなり出していればきっと何度か出すことができていたのかもしれません。

会員権購入!

ほどなくして、最初の会員権を購入。ミサワゴルフガーデンクラブ(現宇都宮ガーデンクラブ)です。栃木県で、埼玉の自宅から1時間半、バブルがはじけて1800万円だった会員権を600万円で新規募集(1800万円の会員権は3分割したとか・・・)をしており、コースの下見をして購入を決意しました。取得したHDCPは13、その後、月例にも参加する様になり12になりました。埼玉から杉並に転居したことで足が遠のいてしまいます。杉並からですと2時間はかかってしまうのです。

ゴルフはしていたけど上達しない30代後半

30代の後半は、仕事でのゴルフの機会も増え、ラウンド回数も増えます。そして始めてシアトルやハワイ、海外でのプレーのチャンスにも恵まれました。しかしながら、ラウンドする機会が増えてゴルフが雑になってきたからか、上達もしなければ、下手もにならない、だいたい80台の後半、調子が良いと80台前半、悪いと90以上を打つをいう状態になります。そんな状態に加えて、飛距離もアマチュアとして出ていて置いておかれることは少なかったので、満足してしまってスキルアップに真剣に取り組んでいなかったと思います。今、思うと、この頃にひとつひとつのプレーを大事にして、真剣にやっておく最後のチャンスだったかもしれません。

そのころ同志社大学ゴルフ部出身のMSさんと一緒にラウンドする機会が多くあり、良く教えていただきました。MSさん曰く、「ゴルフの本当の実力はハーフのベストスコア、絶対にラウンドでパープレーで回れますよ!」このありがたいお言葉を、自分の実力と信じてプレーをしていたものです。

ホールインワンを達成

そんなゴルフでしたが、38歳でホールインワンを達成します。

1999年9月4日、千葉県のラ・ヴィスタ ゴルフリゾートの15番、打ち下ろしの168ヤード、ピンは左サイドに切られています。7番アイアンでドローボールでピンを狙い、放ったホールは思い通りの弾道でした綺麗にドローをしてピンに向かいます。ピンの1メートルほど手前に落ちて2バウンドでカップに消えました。同伴競技者もびっくり!何より私自身が一番驚き、カップの中のボールを確認するまでドキドキしていたことが昨日の様です。

次のホールではロストボールにシャンク、スコアはよく覚えていませんが、90は打ったと思います。

ホールアウトして証明書と記念品をいただきました。ゴルフ保険に入っていましたが、キャディがいなかったために、残念ながら保険は下りずじまいでした。

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ホールインワンの証明書 今でも大切にしています


日を改めて同伴競技者に麻布で焼肉をご馳走したぐらいで、「お福分け」を済ませてしまいました。

仕事の関係で2002年から2年半、クラブを握らない期間ができてしまいます。

明日の午前はレッスンを受けますので、そのレポートを書く予定です。次のゴルフ人生振り返り(40代のゴルフ)は週末を予定しています。

現在のスイングの課題

今日のお題は、現在のスイング課題です。

手前味噌ですが、同伴プレーヤーからスイングが綺麗と褒められることがよくあります。すごく嬉しいことなのですが、一見、綺麗に見えるスイングも細かく分析をすると、ゴルフスイングでやってはいけないDeth Moveと言われる動きをしています。このDeth Moveー追い出してしまいたい悪癖は、チキンウィングをアーリーエクステンションです。この二つは、私に限らず多くのアマチュアゴルファーがやってしまっていることだそうで、海外のレッスンサイトにも出ているので国際標準?的なものかもしれません。ゴルフ初心者のうちに良いコーチについてレッスンを受けると、こうした悪い癖は身に付かないのだろうと思います。

今日は、この二つの悪癖について考えていきます。

悪癖その1 チキンウィング (Chiken Wing)

チキンウィング、誰が命名したのか、上手いことを言うものです。フォローで左腕が、手羽先の様に曲がって引けてしまう現象です。

フォロースイングでも加速させるヘッドスピードにブレーキがかかり飛距離が落ちます。

これまでもフォローが上手く出ないことが悩みでした。中々綺麗に腕が伸びず、特に左腕が引けてしまうチキンウイングは、自分の写真やビデオをみると嫌になる一番の課題と思っています。なんとしても治したいと思いましたが、中々解決できませんでした。

気づいたのは15年くらい前ですが、それよりもっと前、30代前半ほぼ80台で回っており調子が良いと思っていた時のスイングを見ても、やはりフォローは縮んでいますので、もともと悪癖だったのだと思います。それがこちらの写真です。

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25年前の写真です。痩せているし、身体が柔らかい。左ひじが引けています。

軽井沢72のスタートホール、2番アイアン(PRGRのDATA601)で高原コースということもあり230yerdsを飛ばしてご機嫌だったことを覚えていますが、酷いフォロースイングです。まだ当時は、身体も柔らかく筋力もあったので、それだけの飛距離が出ていたのだと思います。

最近でこそ調子が良くないですが、マスターズを制したJordan Spiethのフォローもチキンウィングと言われますが、身体はきちんと回り腕は大きく振り出され飛距離も出るので、私に言わせればJordanのフォローはチキンウィングではないと思います。彼の高い身体能力と努力で、フェイスを極限までスクエアにしている結果としての肘ではないかと思います。

この悪い癖に気づいたころに意識したのは腕の返しです。上腕をきちんと返すことができればと思いチャレンジしました。次は、左脇の意識、左脇を締める様にすることで解決できるかもと思いましたが、上手くいきませんでした。それからハーフショットだけの練習。最近では、ローテーション、左腕全体をバックスイングで内旋させて、ダウンから外旋させていくというものです。タイミングがどんピシャと合うと結構いい感じですが、コースでの実戦が難しいのと、自然が旋回ではないからか、アプローチがめちゃくちゃになりました。

この様になんとかして直そうと、思い立っては練習をして色々と試しました。時にこんな練習Goodsで練習をしたこともあります。写真は解りにくいのですが、サポーターに腕に通して両肘が開かないようにして練習場でボールを打つためのものです。

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肘を固定するサポーター

このブログを書いていて思い出し、引っ張り出しました。また、使ってみます。

レッスンを受けてもフォローはあまり意識するのではなく、それまでのスイングの結果としてのフォロースイングなので・・・・とか言われしまい、じゃあ、どうすればいいの?ということについて明確な答えが返ってきませんでした。

特に最近取り組んだフォローで左腕のローテーションをさせることで多少は治る様ですが、根本的に解決しているわけではなく、アプローチがおかしくなった李とか、諦めるしかないかな、とさえ考えていました。プロであればみんなできるあのフォロー、松山の強烈で力強いフォローは夢としても、女子プロのフォローぐらいは出せれば、また、どんなに楽しくなるか、と思います。

悪癖その2 アーリーエクステンション (Early Extension) 

3年ほど前に、今度は、あるレッスンでアーリーエクステンションの指摘を受けました。アーリーエクステンション?これは、アドレスでできた角度をインパクトまで維持できずインパクトで伸び上がってしまうことを言います。これも中々治りません。アーリーエクステンションは腰の動きが止まり、伸び上がることでヘッドがスクエアに戻るという効果もありますが、ショットは安定しません。

私がゴルフを覚えた30年前は、身体の回転を止めてヘッドを走らせるという指導もあったくらいです。ボティターンの本質はこの動きをやめて身体を回していくことだと思うのですが、当時はそんなことまで考えが及ばず、腕を止めてヘッドを走らせたり、やっていました。昔はインパクト直前で腕の振りを止めるとヘッドが走る、なんて指導もありましたが、今では考えられない指導だと思います。今と違ってボールも飛んでいたので気にせずにおりました。

3年前にレッスンで指摘されるまでは、私自身、その意識がなく、他のレッスンでも指摘をされることはありませんでした。指摘を受けてそこで改善に励みますが、レッスンで色々と試すものの中々治すことができず、そこを卒業したあとは、半ば治すことすら忘れていました。

悪癖を改善できるかも・・・・

ずっとチキンウイングとアーリーエクステンションは別物と考えていましたが、つい先週、それが密接に関係していることを教えていただきました。

先日、体験レッスンをしたレッドベターゴルフアカデミーでは、二つの課題には関連が合って、アーリーエクステンションを解決することで、チキンウィングを解消できる、そのためにはバックスイングから修正する必要があることを指摘されました。

諦めかけていたこの二つの悪癖の改善できるかもしれない!

ここ数年、レッスンに通っても上達せず、その上、昨年は、病気をしたり五十肩をやったりで弱気になり、ストイックにゴルフをするの止めて悪癖を受け入れ、ゴルフの楽しくやれば良いと考えるようにしようと思っていました。

このレッスンを受けて、まだ、自分にもゴルフの質を向上させて諦めかけていたスコアアップやシングルの仲間入りの可能性があると思えるようになり、嬉しく前向きな気持ちになりました。そして、そのことがこのブログを始める動機になったことも事実です。

今後、月に2回程度、レッスンを受けて自宅や練習場でもそれを繰り返して身体にしみこませてなんとか春先までに改善していこうと思いますので、どこまで改善できるか、自分でも楽しみにもしたいと思います。

改善のプロセスをこのブログで紹介できればと思います。改善の報告ができるように頑張ります。

明日はお休みして、明後日は自分のゴルフ史の振り返り(その2)をアップする予定です。

 

 

ゴルフクラブをチェック (その2)

松山選手、SONYオープンで頑張っていますね。久しぶりに昨年末からスリクソンのドライバーを使っている様ですが、合っているみたいですね。アイアンのキレがすごくて殆どピンに絡むのですが、パターがストレスになっている見受けました。あの距離がなかなか決まらないのは本人が一番悔しい思いをしているのではないかと思います。明日は、一筋の違いが吸収できれば、と思いますが、何より4月のマスターズに向けて徐々に上げていって欲しいと思います。

昨日に引き続き、テーマはクラブの話、今日はアイアン、ウェッジ、パターをまとめます。

アイアン

アイアンの選択基準は、打ったときの感触、適度にコントロールできる、そして見た目です。

現在使っているアイアンは、キャロウェイ X FORGED STAR アイアンです。キャロウェイで試打して、DG105のS200を挿してカスタムしました。ライ角などもそのままで大丈夫とのことでした。長さ バランスはD2が出ています。7番アイアンに重さは418gですので、950NEOより軽く仕上がりました。

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X FORGED STAR アイアン


ダイナミックゴールドはハードなイメージがありますが、この105はモーダス3の105と比較して柔らかく、挙動もいわゆるダイナミックゴールドそのものなので、私には振りやすいクラブです。逆にモーダス3の105はとても硬いで、購入されようとされている方は十分に試打することをお勧めします。参考までに、私のゴルフ仲間でシングルのNAさんは野球部出身で270ヤードのドライブを放ちますが、アイアンにモーダス3の105のレギュラー(R)を入れてジャストフィットと言っているくらいです。

でも、このアイアンを変えようかな、と考えています。

一つは見た目です。アドレスをした時に、もう少しボールを包んでいるように見えるクラブが好きなんですが、ややフェードイメージに私には見えるのでフェードにヘッドを入れていく方が打ちやすいんです。次にロフト、私はストロングロフトってあまり意味がないと思っていて、従来のものでいいのではないか、PWが46°のロフトなら、ウェッジは50度、56度の二本組で行けるので、その分ロフトが24°のユーティティを入れている方が、長い距離の確率を高めるのではないかと思っています。このクラブはややストロングロフトなので、ノーマルに近いものが感覚的にもいいと考えています。

そこで次は慎重に選択をしようと色々とみていますが、三浦技研のTC-101に食指が動いている今日この頃です。このクラブに以前に試打して感動的に打ちやすかった島田ゴルフのK‘s8001を挿すことを考えています。こうなると、とてもマニアックですねが、今度は長く付き合えるクラブを探したいと思います。アイアンは長く付き合いたいので、頻繁にモデルチェンジする大手のメーカーより丁寧に作る地クラブ(三浦技研は地クラブということに意見は割れるかもですが)がいいかな、と考えています。このクラブ、最近、やはりゴルフ仲間のSMさんが購入されました。まだ納品されていないようですので、商品が届いたら感想を伺うこととにしています。

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MIURA TC-101 カッコイイです!

これまで、色々なアイアンを使いましたが、一番、良かったのはミズノプロのTN91というクラブです。TNは中島常行プロのイニシャル、そう中島モデル91年版です。その前のモデルTN87が名器として名高いのですが、TN91はニッケルサテン処理されていてドローをイメージできる顔が大好きでした。値段も高くて11本(2I~9I、PW, AW, SW)で40万円近くしたとおもいます。そのころは恰好つけて2番アイアンを入れていたことを思い出しました。ヘッドスピードも落ちた今では2番なんて夢の夢です。全体的に難しいクラブですが、これでハーフベスト36を出したことも、イメージをよくしているかもしれません。それにしてもこんなマッスルバックのクラブ、良く打てたと思います。

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一番、良かったTN91 今では打てないかなぁ

ウェッジ

ストロングロフトのアイアンを使っている関係で、48°、54°、58°の3本を入れいます。

バンカーは顎が高い時や距離を出したくない時以外は54°を使っています。そして、58°は、アプローチであまりランを出したくない時に使います。

ウェッジも見た目が大事で、グースが強いものも、リーディングエッジが出っ歯になっている者もダメです。

ほんの少しだけグースになっているオーソドックスなものが良いと思っています。

現在は、キャロウェイMACK DADDY FORGED Wadgeを使っています。アイアンのシャフトと同じDG105S200を挿しました。軟鉄鍛造なので、感触も良く満足しています。

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今は3本入れています

パター

現在は、スコッティキャメロンのセレクト ニューポート M1を使っています。このパター、First500と言ってキャメロンは基本中国で作られますがFirst500は、USで製造されたレア物だそうです。(本当かは判りませんが、500本しかないことは確かだそうです)

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一応、エースパター! Frist500、限定版に弱く購入してしまいました

でもプロが使うサークルTの様に手作りではないので何十万もする代物でございません。一昨年の夏、松山選手も足を運ぶというサンディエゴに程近いカールスバッドにあるスコッティキャメロンのスタジオに行ってきました。サークルTがたくさん並んでいましたが最低でも3000ドルなので、諦めてシャツだけ購入して帰りました。日本にも表参道にスコッティキャメロンショールームがあります。サンディエゴもそうでしたが、プロの使った中古も購入できます。ただ、誰が使ったのかはいずれもオープンにしていないとのこと。きっと価格設定が難しいのでしょうね。この中古でもいいのでサークルTが欲しいなぁ。もしトーマスのお古だったら大当たり!

他にオデッセイのクエスチョンやO-Worksもラインナップに入れていて、キャメロンでパットの調子が悪かった次にクエスチョンが登場したり、2グリーンの狭い時にOーWorksを持っていくぐらいで、その時の気分で使い分けています。

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たまに出動します!デザインはとても気にっています。

キャメロンのNewPortは中古ショップで気に入って購入したもので10年くらい使いましたが、50過ぎて柔らかいタッチが出せなくなり、今は、自宅でお飾りになっています。お宝です。

 

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家宝のパター

こんな布陣が私の武器です。アイアンをどうしようかと悩んでいるのと、龍ヶ崎常備用にクラブもどうしようか思案中です。

次回は、私の現在のスイングの課題についてまとめたい思います。